天板を張る

天板材の板幅が 50mm / 60mm なので、テーブル長手方向に 20 枚張る事になりますが、端を揃えるのに大変かも知れません。

天板をベースユニットに綺麗に揃えて接着出来れば、ビス止めでずれる事はないでしょう。
ただ、ビス止めは接着剤が乾いてからでないと、ビスをねじ込んだ時に、ベース材の木目の状態で簡単にずれてしまいます。

デザイン加工で端の若干の不揃いは目立たなく出来ます。
板と板の間をカットするなどで、不揃いは隠せます。

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板の端が直線の場合は、一枚ずつ張って行くと、どうしてもずれてしまいがちで目立ちます。
マニュアルには、一枚ずつ張る様な書き方をしていますが、言いたい事は、ベースユニットの蝶番側を天板の端にピッタリと合わせる、という事です。

私の手順を紹介します。
まず、天板を上の写真の様に、張りたい様に並べます。

 

その板を裏返します。
この時、板の長手方向に回転させて裏返して行きます。

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全面分ですので、片側半分の板はどけておきます。

一枚の別の板をガイドにして、直角になる様に天板材を整列させます。

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これらを、養生用などのテープで密着させて留めてしまいます。
テープは粘着力の弱いものを使ってください。
はがす時、ささくれたり表面が剥がれたりする可能性がありますので。

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ベースユニットが乗ってくる位置に、ガイドの線を引いておきます。
1264 / 964 の場合、天板材の端から 126mm ですが、材料の誤差などありますので 125mm に線を引きました。(これは、実測してください)

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ベースユニット側に接着剤を塗布しても良いですが、この天板材のビス穴上に接着剤を塗布しても良いでしょう。(ちょっと手抜きっぽいですが・・)

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また、ガイドにする一枚の板を使用して、ベースユニットの蝶番側と、天板の端を合わせて接着します。

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接着剤が固まった所で、表面に裏返し、ビス止めを行ないます。

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もう片方も同様に。

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くれぐれも、蝶番の来る方向を間違えない様に ^^