天板への下穴加工

お申し込み時「天板への下穴加工」が必要か、の選択項目を設置しています。

必要な場合、天板へは写真の様な貫通穴と、ビス頭の入る円錐状の穴を片面に開ける加工を施します。

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さて、板には「表」と「裏」があります。
当方では、「表」に下穴を開ける事になりますが・・・

板の表側

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そして、同じ材の裏側

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こんなにも表情が違う物もあります。
デザイン的にどちらの板面を使うか。
私でしたら「裏」の木目が好きなので「うら」を上面になる様に使うでしょう。
しかし、これはあくまで私の主観。
皆さんはそれぞれ違って来るはずです。

お申し込み時の「下穴加工」は、どちらか片面に開けなくてはなりませんので、
「板の表」に開けます。

板の表裏とは

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小口(断面)を見ると、年輪が円弧状になっているのがお分かりかと思いますが、円弧の大きな方向、木の樹皮側が「木おもて」で、芯の方向が「木うら」です。
桧は樹皮方向の色は白っぽく、芯の方はピンクで、上の写真で木うらではピンクと白色が混ざっているのが分かりますね。
それで「裏側」には、その様な模様が出て来ています。

もし、ご自分で、木目を選びながら張って行き、裏側を使用したいのであれば、裏側の貫通穴の部分に、ビス頭の入る穴を開けてください。
ビスを留めた時、頭部分が出っ張っていると、物が引っかかったり怪我をする可能性もあったりしますので。

「天板への下穴加工」を「しない」の選択。
穴が邪魔になる場合です。
板をずらして置いてみたりする場合とか。。。何でしょう。。。^^

天板にビスを打たない、裏から留める、のり付けだけで留める、など?